滝夜叉姫


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下総に 妖しき風の 吹くなれば 我が身を固め 急ぎ下らん
出典 不明
登場人物 大宅中将光圀
下田義近
五月姫(滝夜叉姫)
賊(2)
貴船明神の荒御魂
あらすじ 平将門の娘五月姫は天慶の乱において一族をことごとく討ち取られ、無念の日々を送っていた。その無念さが募り、五月姫は毎夜丑三つ時に貴船明神へ参篭するようになった。参篭をはじめて21日たった夜のこと、いつものように祈っていると貴船の神の声が聞え、五月姫に妖術を授けた。姫はお告げのとおり名を滝夜叉姫と改め、故郷である下総の国相馬の城へ立ち帰り、手下を集めて反乱を起こした。
これを憂いた朝廷は陰陽の術を身に付けている大宅中将光圀に滝夜叉姫征伐を命じ、光圀は相馬の城へ向かった。姫の手下を討ち取り、続いて姫に立ち向かう。姫の妖術に苦しめられるが、光圀は陰陽の霊術をもって姫の妖術を打ち破り、光圀は姫を昇天させる。
神楽歌 ・東路へ 旅立つ我が身を かえり見ず 悪魔を払い 世をば鎮めん
・下総に 妖しき風の 吹くなれば 我が身を固め 急ぎ下らん
・嬉しやの 喜ばしやの これやこれ 何とて祭ろうや 栄まします





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