Photoed by Sen
大江山
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| 大江山 いく野の道は 遠けれど まだふみも見ず 天の橋立 | |
| 出典 | 大江山絵詞 御伽草子「酒呑童子」 謡曲「大江山」 |
| 登場人物 | 源頼光 渡辺綱 坂田金時 紅葉姫 酒呑童子 茨木童子 唐熊童子 三世ヶ託 |
| あらすじ | 一条天皇の御代、丹波の国大江山なる千丈ヶ岳に酒呑童子という悪鬼が立て籠もり、都に出ては女人をさらうなどの悪行を重ねていた。これを嘆かれた帝は源頼光に勅命を下し、頼光は四天王を引連れて大江山へと向った。 石清水八幡、住吉明神、熊野権現の三社を詣で、大江山に向う。その道すがら三社の使いを名乗る老人が現れ、鬼が飲むと飛行自在の力も失せ、善人が飲めば良薬となるという神変鬼毒酒を授かり、その忠告の通り山伏姿に変装する。 さらに奥に進むと、童子にさらわれた花園中納言の娘・紅葉姫に出会う。姫の案内で童子の岩屋へ向い、一夜の宿を所望する。激しい問答の末、頼光らは宿泊を認められ、神変鬼毒酒を童子に献上し酒盛となる。 酒がまわった頃、頼光は岩屋に乗り込み激しい戦いとなる。酒呑童子は「鬼に横道なきものを」と叫び絶命する。 |
| 神楽歌 | ・大江山 いく野の道は 遠けれど まだふみも見ず 天の橋立 ・親と子の 別れのときに 鳴く虫は 母ぞ恋しと すだきおるかも ・寂しさに 父の名を呼び 母呼べど 松風ばかり 都恋しや ・酒呑童子を退治せり 急ぎ都に立ち帰り この由帝へ 申し上げ奉る |
