神迎え
| 東青 南は赤く 西白く 北紫に 染め分けの色 | |
| 出典 | なし |
| 登場人物 | 東方の神 南方の神 西方の神 北方の神 |
| あらすじ | 陰陽五行思想に基づき、東、南、西、北に舞子を配して舞う四座神楽の代表的なものである。その名の通り、神楽殿に天神地祇、八百万の神々の降臨を願い、神遊びの庭としようとする舞である。 実際は、「神降し」によって四方の天神地祇の御降臨を願った後、いよいよ神々をお迎えする喜びの心を表わした舞である。しかしながら、現在ではどちらか一つを舞うことで、神の御降臨を願っている。 この演目も神楽の所作の基本となっており、鈴合せは「天の岩戸」でも見られ、最後の「八つ花」などは、新舞の立合いの基本となっている。 |
| 神楽歌 | ・東青 南は赤く 西白く 北紫に 染め分けの色 ・さいはいや ここも高天の 原なれば 集まり給え 四方の神々 ・降り給え 降りの庭には 綾を敷き 錦を並べ 御座と踏ましょうや ・清々と 清く荒いを 踏み分けて 荒いを清め 神殿の内 ・七五三の内 まだ入りまさぬ 神あらば 黄金の七五三を 越えてまします ・幣立つる ここも高天の 原なれば 集まり給え 四方の神々 |
