天の岩戸

東山 天照る神の 御代なれば 下をば拝め 天を戴け
出典 古事記(上巻)
日本書紀(巻一神代上)
登場人物 天照大神
須佐之男命
天児屋根命
太玉命
天宇津女命
手力男命
あらすじ 世の中の光を支配する天照大神は、弟神・須佐之男命による大神の籠もる斎服殿に天の斑駒の生剥・逆剥した毛皮を投げ込むなどの乱暴狼藉に立腹し、天の岩戸に引き籠もってしまう。世の中には光は射さなくなり、暗黒の世界が訪れる。その結果、暗黒に悪神がはびこり、凶事も重なって不安な日々が続く。
困り果てた八百万の神たちは、天の安の河原での相談の結果、天の香具山の真榊を根こじにし、三種の神器を飾り、常世の長鳴鳥を集めて時を作らせ、その中で宇津女命に岩戸の前で舞を舞ってもらい、にぎやかにはやし立てることにする。
試みは実行され、天照大神が何事かと岩の隙間から顔を覗かせたところを、手力男命が自慢の力にものをいわせ、強引に岩戸を開けると、天照大神が現れ、再び世の中に光が満ち、平和が戻ってくる。
神楽歌 ・東山 天照る神の 御代なれば 下をば拝め 天(そら)を戴け
・万代と 波は寄せ来て 洗えども 変らじものは 石の色かな
・月も日も 空に光し あらざれば 何処を神の 宿と尋ねん
・真心に 太祝詞(ふとのりと)ごと 宣(の)らざれば 天の岩戸は 開けざらまし
・天の岩戸 開いて眺むる 夜もすがら 開けてはみごと 面(おもて)しのばず





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